金は相続税の対象になる!西宮で相続税対策をするなら?

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金は相続税の対象になる!西宮で相続税対策をするなら?

金やプラチナなどの貴金属の買取を行っている店舗は、西宮にも多くあります。
金は相続税の対象になるのですが、金を使った相続対策には有効なものもあるようです。
西宮で相続税対策を検討されている方は、金を活用した相続税対策を行なってみましょう。
ここでは、相続税はどのくらいかかるのかをはじめ、金の相続対策に失敗してしまわないよう正しい相続対策の知識を身につけていきましょう。

■金の相続税評価は買取業者による価格がもとになる

金または純金の相続税評価額は、通常被相続人の死亡日に業者買取価格をもとに計算されるのが一般的です。
金地金の買取価格の場合は、1グラムあたりの金額で公表されているため、それに重量(グラム)をかけた値が相続税の評価額となります。
金貨の場合は、1枚あたりの金額がサイズによって分かれて公表しています。

■金の相続税はいくらかかる?

相続税というのは、遺産の総額に課税されるものです。
金以外の遺産額や相続する人数によって相続税の金額は変わってきます。
金がいくらあれば相続税がいくらになるといったように明確にすることはできません。
さらに相続税には、基礎控除額があるため「3,000万円×600万円×相続人の数」で計算した額よりも遺産総額が超えていた場合は、相続税が課税することになっています。
ですから相続税は、遺産が多くなればなるほど税率もアップするという訳です。
相続人それぞれが法定相続分で得た遺産額をもとに計算し税額が決まるので相続人が多ければその分総額が低くなる傾向があります。

■金を使った相続対策は可能?

方法1.金で仏具を作る

金で仏像や仏具を作ることによって節税対策できるという方法が紹介されていますが、祭祀財産は非課税財産とう考え方かた報じられた内容です。
しかしながら、この方法は無意味であるばかりかかえってリスクが高くなってしまう間違った方法になります。
日常的に金の仏像などを祭祀をしているのであれば非課税財産になりますが、不自然な状況である場合は、祭祀の対象とみなされません。
一般の財産としてみなされるので相続税の課税対象にあてはまるでしょう。
金は価格変動のリスクもあるので、相続対策のために金で仏像や仏具を作るのはもってのほかです。

方法2.金を見つからないように隠す

相続税から逃れるために行う代表的な手口は「自宅に隠すこと」です。
金の延べ棒などは、価値が高い割にコンパクトなので財産隠しに有効とも言われています。
しかし、税務署の手にかかれば今までの所得や預金記録をあらい出すことは意図も簡単にできてしまいます。
疑いがあれば、自宅調査を行い財産を隠し持っていないか調べられてしまうでしょう。
相続税対象になる場合は、法律で定められているのに対し不正を働くと逮捕や起訴にまで至ります。
そこまでのペナルティが科せられなくても、加算税を要求されることになるので結果的に税金を多く支払わなければならなくなってしまうのです。

■金は固定資産税がかからない

上記の方法で相続対策ができないことはおわかりいただけたと思います。
相続した金を売却しても、税務署から業者宛てに支払調査書の提出が必要になるので、仮に相続の際金を隠し持っていたとしても売却するタイミングで知られてしまうのです。
しかし、金は固定資産税が発生しない安定資産とも言われていて、利息はないものの大きく値崩れしない価値を持っている点が大きな魅力です。
金は不動産と違い、固定資産税やその他の税金がかかることはありません。
換金性に特化しているので、遺産分割にもも適しているのではないでしょうか。
金を小分けにできるのであれば、あらかじめ相続人の人数分に振り分けておくこともできます。
自宅に金を保管したくない場合は、貴金属業者による預かりサービスを利用してみても良いでしょう。
ただし、このサービスを利用する場合は手数料や保管料がかかります。

■相続対策の得策は生前贈与

金を生前贈与しておくことで相続対策になります。
贈与した場合は贈与税がかかりますが、一人あたり年間110万円を超えない範囲の贈与であれば課税対象にはなりません。
長年に渡り相続贈与しておけば、値上がり益も見込めるでしょう。
ただし、この場合は元本が保証されないため値下がりする可能性もあります。

金の相続対策を行う時は、法律に反しないことが鉄則ですが課税対象に詳しい金専門業者や税理士などに相談するのが一番です。
西宮エリアには、金の課税制度に詳しい買取業者がいくつも存在しています。
買い取りする上で気になる相続税や贈与税など、わからないことがある場合は金専門の買取業者に一度相談してみた方が安心です。
特に一定以上の金をお持ちの方は、課税対象になる可能性が高いので、適切な方法で買い取りしなければ違法行為になってしまいます。
直接西宮の店舗に行くことができない場合は、出張買取や宅配買取を検討してみてはいかがでしょうか。