ケリーやバーキンより古い、ボリードの歴史
今でこそバッグにファスナーが付いているのは当たり前のことですが
ボリードこそ「世界初のファスナーが採用された」バッグなんです。
ボリードの誕生はケリーやバーキンより古い1923年。
当時は交通手段が馬車から自動車に移り変わろうとする時でした。
その時エルメスが狙ったのは、自動車旅行用のバッグ開発。
完成したバッグは、ブガッティという名前で販売されることになります。
世界で初めてのファスナーを使うという着想と
自動車旅行用バッグが目新しさを呼び人々からの関心を集めました。
そして後にボリードと名を改める事になります。
その過程では名前の変更、サイズが増えるなど試行錯誤はありましたが、
無駄の無いフォルム、旅行用としての実用性を残したまま
エルメスのバッグとして今も愛され続けています。
ボリードのサイズ
| ボリード47 | W47cm/H35cm/D24cm |
|---|---|
| ボリード37 | W37cm/H27cm/D14cm |
| ボリード31 | W31cm/H25cm/D12cm |
| ボリード30(1923年初期モデル復刻版) | W31cm/H24cm/D14cm |
| ボリード27 | W27cm/H20cm/D10cm |
| ボリード21 | W21cm/H15cm/D7.5cm |
| ボリード15 | W15cm/H12cm/D7cm |



