カリナンII世
カリナンII世は別名『アフリカの小さな星』という名前がありますが、
名前に反して世界第4位の大きさを持つダイヤモンドです。
原石はダイヤモンドの大きさで第2位のカリナンⅠ世と同じダイヤモンドであり、
こちらも同じくイギリス王室に所有されています。
現在では『大英帝国王冠』に飾られています。
カットはクッションシェイプカットと呼ばれる四角い形のカットが用いられています。
また、カリナンはⅠ世~Ⅸ世までありますが、
世界の大きなダイヤモンドトップ10としてランクインしているのはこのカリナンⅡ世までです。
カリナンはⅨ世までありますので、Ⅲ世~Ⅸ世までの大きさと現在の用途をご紹介致します。
カリナンⅢ世(94.4カラット)とカリナンⅣ世(63.6カラット)の2つは、
イギリス王室のメアリー女王の王冠に飾られており、取り外してペンダントとしても使えるようになっています。
カリナンⅤ世(18.8カラット)はメアリー王妃のブローチに、
カリナンⅥ世(11.5カラット)はエリザベス2世が所有しているネックレスの一部に使用されています。
カリナンⅦ世(8.8カラット)とカリナンⅧ世(6.8カラット)は合わせて1つのブローチとして、
カリナンⅨ世はメアリー王妃の為に作られた指輪に飾られています。