世界にある現在の金の量
今までに産出された金の総量は、ニュースやワイドショーなどでも時々紹介されていますが、
オリンピックで使用されるプールの約2.5杯分と言われています。
オリンピックのプール2.5杯分と言われても多いのか少ないのか解りずらいと思いますが、
地球全体で産出された量と考えると少ないと思って頂けるのではないでしょうか。
また平均すると1tの金鉱石から僅か5g程しか、金は採取できません。
指輪1個を作るのに約1tもの金鉱石が必要になる計算になります。
それだけ貴重なモノであり、1tの金鉱石から採取するだけの価値があるモノともいえます。
実は海水にも極々僅かの金が含まれている様ですが、
これを抽出するとなると現在の技術では金の販売価格よりコストがかかるようなので、
現実的ではないと言われています。
これから先、技術が進み金を海からでも抽出出来るようになれば、
今よりも金の価値が落ちる可能性はありますが、
金の価格が海からの抽出コストを超える必要がありますので、
まだまだ先のお話になりそうです。